子どものシートベルト締め付け事故をきっかけに。スマートキッズベルトを伝えたい。持ち運び可能!幼児3人でも5人乗りの車OK⁉

◇育児の部屋

今回は、3歳から12歳までチャイルドシートやジュニアシート代用として使えるスマートキッズベルトについて書いていきます。

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6歳以上の子どもでもシートベルトは危険⁉

最近交通事故で、シートベルトをしていた5歳と7歳のお子さんが事故の衝撃によるシートベルトの締め付けで腹部を損傷し亡くなるという痛ましい事故がありました。
ジュニアシートやチャイルドシートは6歳まで必ず使用しなければいけない義務があります。
なおかつ身長が140cm未満の子どもまでは使用を推奨されています。
実際に事故にあったお子さんの1人は7歳。
使用義務のある6歳以上を超えています。
6歳を過ぎたら大人と同じシートベルトでオッケー。
そんな感覚を持つ人は多いと思いますが、140cmに達さないこどものシートベルト着用は危険であるということが改めて今回の事故でわかりました。

チャイルドシート等の代わりに使える!スマートキッズベルト

だからといって、身長が140cmに達する小学校4〜6年生頃までジュニアシートなどを使い続けるのは非現実的。
幅もとるので子どもがいる家庭は全員ファミリーカーを買わないと車がぎゅうぎゅう、収まりきらないという事態も起きかねません。

実際に取り付けた様子

そんなときに、このスマートキッズベルトがあればとても便利。
いつものシートベルトにサッと取り付けるだけで、じゅうぶんジュニアシートなどの代わりになります。

キッズベルトの使い方


スマートキッズベルトは、シートベルトの肩ベルトの調整をしてくれます。
こどもの体格に合わせて、首や顔に肩ベルトがかからず、しっかり肩からお腹にむけてかかるように調整することができます。
赤いつまみの部分をカチッと手で引き上げて肩ベルトと腰ベルトそれぞれに挟み込めば簡単に装着することができます。
ベルトの調整はつけたあとでもすることができます。お子さんを乗せた状態で、肩にきちんとかかる位置を確認して調整してみてください。
詳しい使い方はYouTubeなどの動画サイトでも多く紹介されています。

マイカーはもちろん、出先でも!軽量サイズで持ち運び可能。

マイカーに常時取り付けてもオッケー。
タクシーやレンタカーなどにも手軽に付け外しができるので、これ1つで手間がなくこどもの安全を守ることができます。
何より小さく軽いのでどこでも持ち運び可能♪
我が家も北海道に帰省するときにこれを持って行く予定です。

使用年齢は3歳~12歳。体重は15㎏以上から

注意していただきたいのはあくまで使用年齢は3歳から。
3歳未満のお子さんは必ずチャイルドシートやジュニアシートを着用してください。
また、体重は15kg以上からの使用となっているので、お子さんの身体に合わせて使用時期を決めてください。

このスマートキッズベルトがあれば、未就学児の幼児3人・大人2人の5人家族でも、全員5人乗りの車に乗ることができます
わが家は1歳の幼児(チャイルドシート)と、3歳、5歳の幼児(スマートキッズベルト)が後部座席に乗って助手席母、運転席父で、5人乗りのセダンに乗っていました。
軽自動車なら狭くて厳しいかもしれません。
この方法だとファミリーカーを無理に買う必要がなく、5人乗りの自動車を使い続けることができます。
参考にさせていただいたのは下記の動画です。

チャイルドシートやジュニアシートを使う場合は6歳未満が3人以上いると絶対ファミリーカーに買い替えなくてはいけませんよね。
お子さんが増えることによって、車の買い替えをしなくてすむのは非常に金銭的にも助かりますよね。

偽物に注意。正規品はメテオAPAC株式会社開発の物!

スマートキッズベルトの販売元はメテオAPAC株式会社。
こちらの会社の記載がない場合は正規品ではないのでご注意ください。

警視庁交通局から正式認可を受けている

スマートキッズベルトは警察庁交通局より、道路交通法の定める「幼児用補助装置」への適合製品として、日本国内での使用を許可されています。
安全、手軽、なおかつ法律で認可されたベルトで本当におすすめです。

まんきちのつぶやき

今回は我が家でも使用しているスマートキッズベルトについて書いてみました。
ジュニアシートやチャイルドシートの、幅をとる、手間がかかる問題を一気に解決してくれるとてもおすすめのベルトです。
子どもたちの安全を守り、ともに日々の子育てがんばっていきましょう。
少しでも参考になれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪

※使用上の注意 チャイルドシート新基準について(追記)

チャイルドシート安全基準が2023年から変更になりました。
旧安全基準R44新安全基準R129 へ変更。
変更内容
①乳幼児の後ろ向き装着期間の延長
②後ろ向き装着の基準が体重基準から身長基準へ
③衝撃実験、前後→前後だけでなく側面の衝撃も配慮。ダミー人形計測によるデータ分析必要
④シート固定方法がシートベルトでの固定ではなくISOFIX固定のみ。


体重だけでなく身長での判断基準となり、より広範囲の衝撃から守る設計が必要となったチャイルドシート新基準R129。
今回紹介したスマートキッズベルトは旧安全基準R44のため、こちらの新基準は満たしていません。
生産も終了しています。
もちろん旧基準の商品の販売や使用は禁止されておらず問題なく使用できます。
しかしより安全になった新基準には適用していないため、それを良しとするか、今後の使用は自己責任となります。
体重ではなく身長を基準として子どもの体格にあっているかきちんと確認してから必ず使用してください。
我が家も再度子どもの体格にあっているか確認をしたいと思っています。
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コメント

  1. にゃー より:

    このベルトは新基準には対応しておらず、もう在庫販売のみで新たに製造はされていません。
    確かに首にはかからないようになりますが、本来腸骨にかかるようにならなければいけない下のベルトが腹部に来るため、事故にあった場合は最近の事故と同じく腹部圧迫の危険性は高いです。
    やむを得ず一時的に使用するならともかく、常時使用するのは子どもの安全を考えたら危険かと思います。

    • まんきち まんきち より:

      コメントありがとうございます。
      2023年の新基準には適用していないようですね。
      記事に追記としてこちらの情報を書きたいと思います。
      教えていただきありがとうございます。

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