大人気!海外食洗器ミーレを導入してみた。メリット・デメリットを正直に話します。

◇育児の部屋

自宅の購入に伴い、キッチンに今話題の海外食洗器ミーレを設置した我が家。
率直な感想としては、とにかく便利!!
今回はミーレの実際の使用感をメリット・デメリットも含め紹介していきます。
食洗器の購入を考えている方の参考になりますように♪

スポンサーリンク

サイズは45㎝で少し後悔⁉

ミーレのビルドイン食洗器のサイズは45cm(7人分※JEMA規格)、60cm(12人分※JEMA規格)の2つあります。
我が家は子ども3人、大人2人の5人家族ですが、45cmのサイズにしました。


朝昼夜まとめて1回食器を洗う家庭ではないので、さすがに食器も余るし電気代もかかるしなぁと思い、パーティーサイズの60㎝は候補から外していました。
しかし、実際に使ってみるとフライパンや鍋を複数入れる場合は入りきらないことが多々あり。
特に我が家のフライパンは大きいので1個入れただけで下段のバスケットは8割程埋まってしまいます。
平日に朝・昼まとめて洗う分には大体の食器は入ります。
しかし、休日の朝昼まとめて洗う場合や夜1回分の場合は、大体何個かは食器が入りきらず…。
結局手洗いの食器が1個は出ています。
ちなみに手洗いの食器は数が少ないので、折り畳み水切りラック+吸水マットを設置して洗ったものを置き、自然乾燥しています。
このやり方で手軽に手洗いができるので、そこまで負担ではありません。

左側が水切りラック。右のミッフィーマットは吸水マットです。
手洗い食器はこんな感じで自然乾燥しています。

色々と書きましたが、一番伝えたいことは大家族でなくても鍋やフライパンを複数使う場合は45㎝でも食器が全て入らないということ!
手洗いの食器はそこまで多くないのですが、やはり全て食洗器で完結するとスッキリするしスムーズですよね。
電気代や購入金額は上り、食洗器が広くなる分、キッチンスペースは狭くなりますが、フライパンや鍋などの大きな調理器具を頻繁に使い、全てまとめて洗いたい!という方や元々のキッチンスペースがかなり広い家庭は60㎝を検討してもいいかもしれません。
日本の一般的な食洗器よりちょっと多いくらいのサイズを検討していて、そこまでキッチンが大きくないごく普通の一般家庭は45cmで問題ないと思います。
しかし手洗い食器が1個は出ることが多いので、必要なときだけ出せる折り畳み水切りラックなどを用意しておいたほうがいいですよ。

ミーレの中身を紹介

ここからは写真付きで、ミーレ食洗器の中身を紹介★
食洗器は3段あり、1番目はカトラリートレイ、2番目は上段バスケット・3番目は下段バスケットです。
順に紹介していきます。

上段カトラリートレイ

何もない状態
実際の洗い物を入れた様子

上段バスケットには箸・ハサミ・スプーン・フォークなどの小物類をこのように置けます。
深さがない醤油皿や納豆容器も我が家はここに入れています。


ピンを倒して収納を調整することもできます。
スプーンなどは全て同じ向きでは収まりきらないときがあるので逆向きにするなどして調整してください。

上段バスケット

中段バスケットには茶碗やコップなどの容器を主に収納しています。
割れない軽めのプラスチック製のお椀やコップは、カップラックの上に置くのがおススメ。
カップラックはこちらです。
浅めの小さな鍋も、入れることができます。
平皿も横向きに入れるとわりと多く収納できますよ。

また、画像のように、オレンジのレバーを押しながら高さ調整をすることも可能です。


下段バスケットに高さがあるものを収納したいときに便利です。

下段バスケット

大きめの平皿、フライパン、鍋、ボウルなどの重さがあり大きいものは大体こちらのバスケットに収納しています。
洗浄力も下段は高くできるモードがあるため(後に説明します)油汚れがあるものはここに置くのがおススメ。
また、ピンを上げ下げすることができるので、大きい重い鍋などを入れるときはピンを下げています。

指が触れている箇所が調整ピン。


カップラックという箇所もあって、ここに軽いプラスチック容器やフライ返しなどのカトラリートレイに収まりきらない小物を置くことができます。
さらにマルチクリップを立てて、落ちないように固定することもできます♪

赤い枠がカップラック。オレンジのクリップはマルチクリップ。

ちなみにワイングラスなどの立てかけ・吊り下げが可能なグラスホルダーもついてます!
我が家はまだ使ったことがないのですが、いつか使ってみたいです!笑(夫婦で優雅にワインを飲める日はいつかな…)

洗うモードを紹介!おすすめモードは?

ここからはミーレ食洗器の洗浄プログラムを紹介。
実際に使ってみて一番我が家に合っていたモードや用途によっておすすめしたいモードの紹介もしていきます。

ECOモード

一番水と電力を節約するプログラムです。
予備洗いはなし!
洗浄力は全プログラムの中ではそこまで高くないので、ひどい汚れのものがあるときはおすすめしません。
節約したい家庭にはおすすめです。
洗浄時間は3時間55分と約4時間もかかります。
Express(エクスプレス)という時間を短縮できるモードの組み合わせが可能でこちらで洗うと約1時間で洗うことができます。
しかしその分洗浄力は低く、油汚れなどこびりついた汚れは落ちてないことがありました。
朝昼夜毎回洗う方で、落ちづらい汚れがないとき(フライパンなどを洗わないとき)はECOプログラムのExpress(エクスプレス)モードで1時間程で洗うのがおすすめです。
朝昼まとめて洗うときなどは夜まで時間があるので、Express(エクスプレス)モードを使わず、ECOプログラムの通常時間4時間くらいで洗うのがおすすめです。
※こちらの方が丁寧に洗浄されていて汚れ残りがありません。

Auto(自動45-65℃)モード

センサーで自動調整されるプログラムで、一番はずれがないプログラムです。
必要に応じて予備洗いも◎
汚れが少ない場合は自動で節水になり、多い場合は油汚れもしっかり落としてくれる万能モードです。
下段バスケットの洗浄力を高めるIntenseZone(インテンスゾーン)モードを組み合わせることも可能♪
揚げ物をしたギトギトのフライパンや魚グリルを下段バスケットに入れるときは必ずこちらのモードを組み合わせています。
とても使いやすい万能プログラムですがこちらも時間が3時間30分程かかります…。
我が家は朝昼まとめて洗うときや、夜1回分のときに使うことが多いです。

QuickPowerWash65℃(クイックパワーウォッシュ)モード

約1時間20分と早い時間で洗浄してくれるプログラムです。
早く洗って早く乾かしたいときはおススメ。
ECOプログラムのエクスプレスモードの方が少し時間が早いのですが、こちらは自動モードと同じく下段バスケットの洗浄力を高めるIntenseZone(インテンスゾーン)モードを組み合わせることが可能!
できるだけ高い洗浄力でとにかく早く乾かしたい!というときはQuickPowerWash65℃(クイックパワーウォッシュ)モードがいいでしょう。
予備洗い機能はなしです。

インテンシブ75℃モード

洗浄力が最大の高温洗浄プログラム。
こびり付いた油汚れや焦げ付きを落とすのに適しており、洗浄時間は2時間52分。
我が家もグリルを使ったときなどに何回か使用したのですが、汚れは毎回あまり落ちておらず一番使って効果がイマイチだと感じました。
時間はかかりますがAuto(自動)モードの方がしっかり汚れは落ちてくれます。

ジェントル45℃モード

低温で優しく洗ってくれるモードでグラスなどを洗うのに適しているようです。
我が家ではまだ使ったことがありません。

おすすめコースは自動モード

基本のプログラムを紹介しましたが、一番のおすすめはやはり自動モードです。
汚れが落ちていない!というトラブルが一番少なく信頼できるプログラムです。

用途や食器を洗う時間によって使い分けると…

食器を洗い終えるまで3時間半かかってもOKで汚れなどのトラブルを極力避けたい、落としづらい汚れあり
自動モード
食器を洗い終えるまで4時間かかってもOKでできるだけ節水・節電をしたい方
ECOモード
落としずらい汚れがなく、1時間程で食器を洗い終えたいとき
ECOモード+Express(オプション)
多少落としづらい汚れがあり、1時間程で食器を洗い終えたいとき 
QuickPowerWash65℃(クイックパワーウォッシュ)モード
※落としづらい汚れは下段バスケットへ入れてIntenseZone(インテンスゾーン)モード(オプション)をセット★

追加プログラムも!おすすめは?

上記で紹介した基本プログラム以外にも、追加プログラムが8種類あります。
哺乳瓶、まな板などの衛生用品を洗うのに適した高温洗浄・すすぎ70℃モードや、つけ置き洗いができるパスタ/パエリアモードなど。
これからこうしたプログラムも使いこなして記事にしたいと思っています。
我が家で唯一今のところ使ったことがある追加プログラムはPowerWash(パワーウォッシュ)60℃
2時間程かかり、基本プログラムのQuickPowerWash65℃(クイックパワーウォッシュ)より長いのですが、少し節電になり、予備洗いがついているので気に入っています。

オートオープンとは。乾燥仕上げ材(リンスエイド)はいる?

ミーレ食洗器は洗浄が終わると自動でほんの少しだけ扉があき、熱気を発しながら食器を乾燥させてくれます。
この機能でだいぶ食器は乾くのですが、細かい水滴やお椀の裏の溝などにはどうしても水が溜まって残ってしまいます。
よって、しまうときは布巾を片手にし、たまに水滴を拭くという感じで片づけています。
水滴をほとんどなくし、拭く手間を一切省きたい!という方は仕上げ材(リンスエイド)を買うことを検討してもいいかもしれません。
我が家は今後使う予定はありません。

食洗器洗浄後のドアの開け方は⁉

食洗器の洗浄・乾燥が全て終わると、扉はオートオープン機能で半開きのまま電源が切れています。
これをどう開けたらいいのかわからず使い始めの時は困りました。
軽く引っ張っただけではロックが外れません。
壊すかも…とためらうかもしれませんが、ぐいっと力をこめて手前に引き出してみてください。
そこまで力はいらないのですが、最初は力加減がわからず開かなくて戸惑いました。

洗剤はタブレット型がおすすめ。ミーレ純正洗剤でなくてもOK⁉

我が家で使用している洗剤。ミーレ純正ではありません。

我が家は乾燥材(リンスエイド)は使わず、洗剤のみ使っています。
食洗器購入の際に、ミーレ純正のタブレット型洗剤が必ずついてきますが、以降は自分で買わなければなりません。
ミーレ純正の洗剤はかなり高いので、我が家ではミューズの食器用洗剤(タブレット型)を使用しています。
公式のものではなく、保証はありませんが、特に問題なく使えています。
ちなみに、洗剤の入れ方は取っ手を開いた裏側のこの扉に入れます。
液体洗剤のようにこぼすことなく放り込むだけなのでとっても楽。
タブレットには溶けるフィルムがついているので洗剤で手を汚すこともありません。
コストコやアマゾンなどのネットショッピングで購入可能です。

まんきち
まんきち

アマゾンではおためしタイプも売っていました♪

洗剤の入れ方

食洗器の扉を開けるとすぐ裏側に2つポケットがあります。
画像の開いている箇所に洗剤を入れてください。
※もう片方はリンスエイド(乾燥剤)を入れる箇所です。

使ってみて不便だと感じたこと(デメリット)

ミーレ食洗器を実際に使っていて少し不満に感じた点を書いていきます。

扉を開けたまま固定できない⁉

ミーレ食洗器は3段あるのですが(カトラリー・上段バスケット・下段バスケット)、カトラリーの段だけ引き出す、上段バスケットのみ引き出すといった作業ができません。
構造上、扉は下段バスケットを引き出さないと、扉を開けたままにできないようになっているのです。
下段バスケットは小さい子が手に届く場所でもあるので近くにいるときに開けると危ないですし、無駄な動きが増えて不便だなと感じています。

プラスチック容器に油や色がうつる⁉

カレー鍋を食洗器で洗うとプラスチック容器に色がうつるとSNSで一度目にしたことがありました。
結果、正にそのとおり。
カレー鍋が手洗いなしでもつっこめば綺麗になるのは最高ですが…

手洗いをせずに放り込んだカレー鍋がこんなに綺麗に

一緒に入れたプラスチック用品には、色がついてしまうことが多いです。

一緒に入れたタッパーの蓋(プラ製)は少しカレーの汚れがついてしまう。

もちろん洗ううちに薄くなっていくので、我が家ではそこまで気にしていません。
気になる方は、カレー鍋などのたんぱく質がたくさん入った鍋や大皿を洗うときはプラスチック用品は分けて手洗いしてください。

使ってよかったこと(メリット)

時間が圧倒的に短縮され、水道代も節約できるミーレ食洗器。
よかったことはもちろん沢山あるのですが、中でも特に!という例を紹介させてください。

食品トレーや瓶の洗浄が楽に!

食器皿や鍋類だけでなく、食品トレーなども日々の食事で出ることが多いです。
魚などが入っていたトレーはすぐに生臭くなるのですが、食洗器に放り込めば匂いも汚れも消えています。納豆の容器も放り込むだけでねばねばが消えピカピカに。
皿だけでなく、こうした意外と洗うのがめんどくさいプラスチック容器類を食洗器で洗えるのは本当に助かっています。
生ものが入っていたトレーは消毒も必要ですが、食洗器は高温で洗ってくれるため手間がありません。
※ヨーグルトの容器は、かすが残ってしまうので手洗いをおすすめします。

長時間の洗い物がゼロに!手も荒れない

今まではたくさん食器や鍋の洗い物が出て1時間くらい手洗いするときもありました。
冬場は乾燥して特に手が荒れたりなどしますが、食洗器に変えてからはお皿を食洗器に入れるだけでOKなので時短+肌トラブルもなく一石二鳥です。

まんきちのつぶやき。

以上、グダグダでしたが、新たに購入したミーレ食洗器の感想を書いてみました。
ミーレはとにかく大きい!というイメージでしたが、使ってみて「余るな…」「大きすぎる」と感じたことは一度もなく、むしろこれくらいのサイズはないと困る!というのが率直な思いです。
食器の入れ方なども最初は苦戦して時間がかかり、手洗いのほうが早いのでは?と思うほどでしたが、慣れてくるととにかく便利。
食洗器がない生活が考えられない程です。
初期費用はかかりますが、長い年月を考えると節水にもなりますし、生活は確実に豊かになります。
ミーレの食洗器を使っている方、使用を検討している方にとって少しでも参考になれましたら幸いです。
またまだ使い慣れていないので、もう少し勉強してまたブログにしたいと思っています。
ミーレを導入したシステムキッチン(クリナップ)についてもいつか紹介させてもらう予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました