3人目で初めてベビーバスを使わなかった件。

◇育児の部屋

新生児の基本的なお世話となるベビーバスでの沐浴。
キッチンや洗面所の洗面台を使う場合は、事前の清掃やお湯をためる準備など、意外と手間と時間がかかる…。
今回3人目が生まれた我が家では・・・。なんとこれを一切行いませんでした!!
ベビーバスを使用しない赤ちゃんのお風呂。一体どんな方法なのでしょう?
これからベビーバスを購入しようか悩んでいる方や、少しでも楽に新生児のお風呂を乗り切りたい方の参考になれれば嬉しいです。

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ベビーバスは手間がかかる⁉

新生児の沐浴。
基本的には赤ちゃん用の小さいベビーバスを使用することが多いですよね。
しかし、産後一カ月を過ぎれば大人と一緒にお風呂に入ることができるので、意外とベビーバスの必須使用期間は少ないんです。
私の場合、上の2人は産後約2か月間ベビーバスを使用したのですが、結論は微妙でした。
その理由は以下のとおり。

  • お風呂とは別に、お湯をためなけれないけない。
  • 保温機能がなくすぐに冷めるので、お湯をはったら速攻で入れなければいけない。
  • <洗面台やキッチンで洗う場合>
    他の人が使う時間帯を避けなければいけない。
    食器があったり、汚れがあることもあるので、シンクの掃除が毎回必要
  • 冬場は寒い。
  • 汚れが落ちにくい。
  • 収納に悩む。

ざっと、こんな感じです。笑
お湯はすぐに冷めてしまうので、温度計で適温40度にしても、入る頃にはかなりぬるくなっているので、結局熱めにいれるなど調整が必要。
さらに私はキッチンにベビーバスを置いて沐浴していたのですが、ご飯開始・ご飯支度と重ならないように時間をずらして行うのが大変でした。
また、冬場は暖房をつけていても裸は寒く、すこしかわいそう。
汚れに関しては、ベビーバスの中のお湯やぬらしたガーゼだけでは、首の隙間に垢などが残ってしまうこともありました。
さらに今回は上の子が2人いる状況…。
2人をお風呂に入れ、それとは別に赤ちゃん専用のお風呂にお湯を貯めて沐浴してる余裕はない…。
可能ならできるだけ一緒に入れたい。
以上のような理由から、ベビーバスを利用しない方法について出産前から色々と考えていました。
その結果、出た答えはシャワー沐浴

シャワー沐浴とは⁉

シャワー沐浴とは、名前のとおり、浴室でシャワーを使って赤ちゃんを洗うことです。
一体どのように洗うのか解説していきます。

必要なものはこれだけ

必要な用品はズバリ、お風呂マットです。
ちなみに、私はこちらのマットを使用しています。
産後入院中に、夫にカインズで購入してもらいました。

ハローキティの柄は、4歳の娘もお気に入り。

色々なお風呂マットがあるのですが、大きいサイズだと、ドアの開閉や使用後の保管が大変なので、個人的にはミニサイズがおすすめ。


他の兄弟もいる方は床の安全対策としてお風呂全体の床をマットで敷き詰めてしまうのもアリだと思います。
浴室の寸法などを図ったうえで、自分にとってベストなマットを探すのがいいですね。

あとは、沐浴後に必要なバスタオル、保湿剤のみでOK。
それでは手順を説明していきます。

お風呂をあたためる。

まずは、お風呂に浴室暖房機がついている場合は、スイッチをオン。
ない場合は換気扇を止めたり、移動式ストーブなどを使って(※入浴時は撤去)部屋をあたためてください。
夏の場合は換気扇を止めるだけで大丈夫です。

我が家の浴室暖房乾燥機はこんな感じです。

マット、バスタオル、保湿剤をセッティング。

次に、浴室にお風呂マットを敷きます。

次に、赤ちゃんのモロー反射予防、身体を暖める用に、大きめのガーゼや手拭きタオルを用意します。
マットの上などに置いておきましょう。

次にバスタオルを浴室内に干します。
かけるところがない場合はお湯がかかりづらい場所に置いておきます。

保湿剤も浴室内に置いておきます。

体を拭き、保湿するのは通常お風呂からあがった後です。
ではなぜこれらを準備するのでしょう?
この後、ゆっくり解説していきますね。

赤ちゃんをお風呂マットに寝かせて洗う

赤ちゃんの服を脱がせ、浴室に連れていきます。
このとき寝巻とおむつもベビーベットに準備しておくと、あがった後にスムーズ。
そして、用意したお風呂マットにそっと寝かせます。
最初は怖がるので長いガーゼなどを体の上において赤ちゃんがタオルを掴めるようにしましょう。
※ガーゼの上から優しくお湯をかけてあげるとより温かくて安心します。


そこから、そっと40~41度くらいのお湯をやさしくかけながら全体をすすいでいきます。
シャワーなので、洗う順番なども特に気にしなくて大丈夫。
気になる首回りや股周辺も綺麗に最初にゆすいでしまいます。
次に石鹸をつけて、体全体を優しく洗います。
最後はシャワーでゆすぐだけ。

 

顔を洗うときのポイント

顔を洗うとき、産院では濡れたガーゼなどで拭く指導を受けます。
しかし、3人目では…。

まんきち
まんきち

もうこれもシャワーでいいじゃん。汚れ落ちやすいし…。

そのうち慣れるだろう精神でやってみることに。
まずは赤ちゃんの上体を起こします。
膝にのせて、目につかないように顔に石鹸をつけます。
ゆすぐときは直接シャワーを顔にかけると飲み込んでしまうので、自分の手ですくってパシャパシャかけて(手でふく感じ)ゆすいであげてください。
ガーゼで拭くより断然顔の汚れが落ちてスッキリします。
最初はお湯が顔にかかって驚いて泣くのですが、最初の1週間くらい過ぎるとケロッとしていました。
幼い頃から水に慣れておくというのもいいですよ。
多少飲み込んでしまっても、ちゃんと上体を起こしているので危険はないです。

温かいシャワーで湯船につかった満足感♪

身体を洗ったあとは、そのままマットに寝かせてシャワーを優しく全体にかけ続けます。
湯船につかれない分、ここでシャワーをたっぷりして体を温めます。
基本的なベビーバスでの沐浴のように、濡れたガーゼタオルをお腹の上に置いて、赤ちゃんがタオルを握りながらの状態だと、気持ちよさそうにリラックスしてくれます。
産後1か月の検診までは基本的に親子とも湯船につかれないので、この方法がおすすめ。
検診でOKが出た後は、2人でお風呂につかってゆっくりと温まってください。

体の拭き上げ・保湿

最後に重要な赤ちゃんの保湿。
用意したバスタオルで体を拭き、そのまま浴室内で保湿剤を塗ってしまいます。
浴室から出たとたんすごい勢いで肌が乾燥するため、浴室内で保湿したほうがいいというのは巷でよく言われていますね。
特に秋・冬生まれの赤ちゃんは保湿が命。
ということで、浴室内で保湿もやってしまいます。
ここで保湿することで、肌が乾燥する前に保湿剤で皮膚をバリアできる&寒い思いをしないですみます。
1人目・2人目のときは、お風呂(ベビーバス)からあがって保湿剤を塗るときに、寒いのか泣いてしまうことも多かったです。
3人目は温まった浴室内で保湿をすることで、あがってからの塗る時間がなく、すぐにセットされた服・おむつを身に着けることができるので、湯冷めなどもなかったと思います。

浴室暖房機能がない場合は⁉

冬の場合は浴室内はかなり寒いため、赤ちゃんのシャワー浴の前に室内を温めておかなければいけません。
浴室暖房がある場合はそちらがおススメ。
ない場合は、換気扇を止めたり、移動式のストーブを使うなどして部屋を温めます。
※ストーブは火事の危険性もあり、手間もかかるため、できるだけ他の方法で考えてください。
また、お風呂のお湯をわかすときから換気扇を止めておけば、部屋の湿度が上がり、いい感じの室温になりますよ。

赤ちゃんのシャワーは大丈夫⁉

新生児からシャワーって大丈夫なのかと不安になる方もいるかもしれません。
最初の1日は結構泣いて、私もこれで本当にいいのか不安になりました。
しかし数日過ぎると赤ちゃんも慣れて、今ではシャワー大好きに。
顔にお湯をかけても全く泣かなくなりました♪
洗った汚れが溜まったお湯ですすぎまで行うベビーバスより、よっぽど衛生的で管理もいらず楽ちん。
シャワー沐浴、おススメです。

赤ちゃん+幼児2人の3人同時お風呂は可能⁉

我が家は3人兄弟のため、平日ワンオペお風呂のときは大変…。
お風呂マットを駆使してなんとか3人同時にお風呂に入れる日もあります。
お風呂マットでの赤ちゃんのシャワー沐浴のあとに、全員でお風呂につかります。
(上の兄弟・私は先に身体を洗っています)
この様子(地獄)については、後日ブログに書きたいと思っています。

まんきちのつぶやき。

以上、我が家の3人目にして初めて取り入れた新生児からのシャワー浴を紹介しました。
冬はやはり寒いというのがネック。
浴室暖房をつけた温かい浴室で行えるといいのですが、ついてないお家も沢山ありますし、それこそ暖房の乾燥が気になる方もいると思います。
最初の1か月をすぎれば大人と一緒の湯船にはいれるので、それまでの期間どうするか?
メリットデメリット含めて良く考えて検討してみてください。
※夏に関しては、寒くないので断然このやり方はおススメかなと思います。
また、シャワー浴までせずとも、お風呂マットでの身体洗いは落下する危険性もなく、ハイハイ→つかまり立ちの時期も重宝するのでとてもおススメ。
上の兄弟がいる方も、お風呂マットがあると安心ですよね。
私自身、3人の子どもを同時入浴させるときの怪我防止として役立っています。
少しでも楽なお風呂で新生児期を乗り切りましょう☆
最後まで読んでいただきありがとうございました。
★追記★
実際に使って良かった保湿剤の組み合わせは、和光堂のミルクローション+ベビーワセリン♪
真冬の厳しい乾燥には大人も子どももワセリン必須です。



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