夫の1か月の育休(育業)が終わりました。

◇育児の部屋

つい先日、夫の育休が終わりました!
取った期間は11月~12月の約1か月
実際に体験してみた育休のリアルを自分なりに書いてみました。

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退院後はバタバタ…。育休中に起きた地獄とは

※あくまでこれは朝。familyの経験したことであり、まんきちの個人的主観です。
育休を夫が取ってくれたから、妻は赤ちゃんと休んで身体を回復できるんだろうなぁ♪というイメージは確実にぶっこわれる現実を記しています。
どんなことが起きたのか、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

それは突然始まった。地獄の次男の夜泣き

私の入院後から次男まるくん(2歳)の夜泣きが始まってしまいました。
もちろん今までもたまにはあったのですが、それとは比較できないレベルです。
30分泣き続ける×2回で、抱っこして寝室を出ないと泣き止みません。
これは子どもによって違うので断言できないのですが、入院・出産など環境の変化は夜泣きを引き起こしやすいと思います。
現に私の上の子どもたち2人(ちゃんしの3歳・まるくん2歳)は産後夜泣きがひどくなりました。
産後のボロボロ身体・心と新生児の夜中の授乳、さらに上の子の夜泣きに対応するのは辛すぎる。
そんなときに、夫が育休を取っていて仕事がなかったので、夜中でも無理なく上の子の夜泣きに対応してくれました。
特に私の夫は睡眠が必要なタイプなので、仕事をしてたらこの夜泣きに対応するのはキツイ…とこぼしていました。
(仕事しながらこれをしてる方本当にすごい。。。というかやるしかないのかな。)
妊娠前にやっていたことに、赤ちゃんのお世話が+(プラス)されるだけだと思っている方は要注意です。
とくに1歳~2歳はまだ幼いので夜泣きなどに直結しやすいと思います。(1歳半の頃、弟が産まれる時期に夜泣きがひどかった娘(ちゃんしの3歳)は今回は特に変化なくケロッとしてます)
他の兄弟の夜泣き対応を考えて、パパには2週間は休んでもらえると安心かもしれません。

まだ地獄は終わらない。娘の水疱瘡…

赤ちゃんのいる生活にも慣れ、まるくんの夜泣きが少なくなってきた数日後・・・。
2番目の地獄がやってきました。
娘ちゃんしの(3歳)の水疱瘡。
予防接種2回接種済みなのに!?と思ったのですが、軽症でかかることもまれにあるようです。
そんなときに夫が昼間の娘の看病(寝かしつけなど)・夜泣き対応などしてくれて、とても助かりました。
やっぱり新生児もいて授乳があるので、私はできるだけ離れたい…。
そんな思いで完全隔離はしていないものの、できるだけの予防をして、赤ちゃんはうつらずに済みました。
そして、つきっきりだった夫だけ水疱瘡うつりました(泣)→数個発疹がでただけ
今のご時世、コロナなどもあるため、こうしたリスクは常に考えておいた方がいいのではないでしょうか。
ちなみにこのような事件が起こったため、私の思い描いていた優雅な育休は消滅し、夫と分担して毎日せわしなく育児・家事にと奮闘することになりました。

妻と夫の分担とは!?

では具体的にどのように分担したのか。
役職で説明すると、夫は上の育児、産後事務手続き、買い物大臣に!
妻は新生児育児、家事大臣かつ司令塔になりました(‘◇’)ゞ
それはどんな内容だったのでしょう?

上の兄弟、育児大臣のしごと(夫)

夫が上の子の育児担当大臣として、娘の幼稚園の送迎・息子・娘の外遊びなどをやってくれました。
幼稚園の送迎だけでも結構時間がかかるし、外遊びはなかなかハード。
夕方、夫が疲れ切って帰ってくる日々でした。

産後事務手続き大臣のしごと(夫)

産後必要な出生届や児童手当・医療費受給券の申請
平日でないと市役所は空いていないため、まとまった休み(育休)があると余裕をもってこうした事務手続きができます。
市役所は書く書類も多く、必要書類が足りなくて後日また提出…というパターンも意外と多いので、1日だけの休みでは済まないかもしれません!要注意です。
(後日できあがった保険証のコピー提出などの面倒事も全て夫がやってくれました)

買い物担当大臣のしごと(妻)

ここからは私のしごとです。食材の買い出しは、我が家は1週間分まとめて買うスタイル。
産後の身体では荷物が重くてしんどいので最初の1週間は夫に買いにいってもらいました。
その他、急に必要になったもの(バナナや牛乳・おしりふきなど)はすぐに頼むと買いにいってもらえるので助かりました。
新生児がいると、今までパッと出かけて済ましていたことが一気にできなくなるので夫が常にいてもらえるのは安心ですね。
家事に慣れていないパパでも買い出しはできると思うので、どんどん頼っていきましょう。

家事担当大臣かつ司令塔の憂い(妻のぼやき)

夫がいてくれるから、昼寝1回はできて、家事は料理を少しずつ始めるくらいかなぁ…♪と思っていた産前の私。
しかし、バリバリ家事はやっていました。
普段料理をしているのは自分で、勝手がわかっているし、子どもの食生活なども考えて作りたい・・・。
でも何より、そうしないと家が回っていかないんです。
夫がサボっているわけではなく、上に兄弟2人いると、その子たちの対応をしてくれるのが何より助かります。
もちろんそれに加えて家事ももっとやってもらえると助かるけど、洗濯して掃除して健康的な食事を用意して、さらに上の子の面倒を見てくれるスーパーマンの夫はなかなかいません。
(頑張りすぎて倒れてしまうし、1年くらい専業主夫してないと現実的に厳しい)
新生児のお世話に関しては3人目で慣れていて、トラブルがあっても上の子の経験から、いずれは大丈夫だろうという安心感があるので、KaWaii!!のひと言でした。(それなりに大変だったけど、経験者ぶってかっこつけました)

育休をとおして夫が変わったこと。取ってよかったことなど

もともと夫は子育てが私よりうまく、(何がうまいのかと聞かれるとよく説明できないけどなんとなくわかる)あえて書くほど変わったってことはありません。
ただ、常に家にいることで普段子どもたちをずっとみている大変さをより理解してくれたのかなと思います。
また、赤ちゃんの乳児発疹や上の子の病気など、こどもたちの体調を常に把握していたので、育休終了後も、こちらが伝えなくてもこどものあれこれにスムーズに対応してくれました。
ずっと一緒に育児をしたからこそ、夫婦の連携(チームワーク)も取れていて、育休終了後も比較的穏やかに過ごせています。
といってもこれは若干の綺麗事で、朝は戦争状態で、わたしはブチギレています。。。

1人目出産パパの育休はいるのか

この投稿は、主に2人以上の兄弟がいる家庭の育休の例になっていると思います。(我が家が3人兄弟のため)
よって、そこまで新生児育児の大変さについては触れていないので、赤ちゃん1人だけのパパ育休は必要ないのでは?と思われては困るので、あえて書きます。
1人目だからこそ必要だと思います。
私自身、一人目の長女ちゃんしのは育てやすい子でしたがそれでも産後はメンタル、身体面で今よりボロボロでした。
何もかも初めてでわからないことだらけ。
これからどうなっていくのか経験もないため、先が見えない不安が常に渦巻いています。
やることは明らかに上に兄弟がいる方が多いのですが、初めての育児の大変さはそれに匹敵する、あるいは超えると思います。
そんなときに産後ずっと一緒にパパがいてくれたら救われるママさんはたくさんいると思います。

育休は、パパは休めない

これも家庭やこどもの育てやすさによって変わると思うのですが、育休中、仕事をしないので休める!ラッキー♪と思っているパパもいるかもしれません。
私の夫もそうでしたし、育休中は仕事に関する勉強もしたいと意気込みを述べていました。
それを聞いていたわたしは正直複雑な気持ちでした。
しかし実際育休が始まると毎日バタバタ。結局夫は勉強がほとんどできませんでした。
少しでもあいた時間を仕事のレベルアップにつなげるのは素晴らしいことだし、息抜きもこの機会にたくさんしてほしいです。
でも休むための育休ではなくて、妻とこどものために取る育休というのが本来の目的。それを履き違えると、妻から一生白い目で見られるかもしれません。笑
思ってもそういうことはあまり口に出さずに、空いた時間があったらそこを黙々と有意義に使っていきましょう。
また、仕事休みたいから1ヶ月とろう!という目的であれば、それはかえって妻を苦しめるかもしれません。
いっそ取らずに仕事でたくさん稼ぎを生み出してくれたほうがいいかも。
※それでもやっぱり育休はとってほしいですけどね。

伝えたいこと(まとめ)

以上、我が家で起きた2つの事件と、育休での分担について語ってみました。
この経験から私なりに考えた訓戒(あまり役にたたないアドバイス)をまとめます。

  • 体力をつかう上の子たちの育児はパパに頼る
    →育休とる(ママは新生児のお世話に専念してもらってほしい!!)
  • 育児・家事全て任せるのは現実的に一般のパパには厳しい
    →育休とる
    (デリバリーや総菜に頼る。買い物担当大臣は夫に!
    栄養などで拘りがある人は期待せずに料理は最初から自分がやると決めちゃうとストレスがないかも?)
  • 子どもの突然の風邪や病気の際、分担して隔離ができるのでパパが家にいると安心
    →育休とる

簡単にまとめると、とにかく取れるならパパには1ヶ月ぐらい育休をとってほしい
(※前の記事で詳しく産後パパ育休制度について解説しています。お金も満額ではありませんがちゃんともらえるので、迷っている方はぜひ。)→前記事はコチラ
産後は特にこれからの夫婦関係に亀裂が生じる時期です。
もちろん育休を取ることで生じる亀裂もあるかもしれません。
しかし、夫婦ともに仕事をせずに育児に専念し、話し合える期間というのは一生のうちになかなかありません。
ぶつかり合うからこそ夫婦の絆はより高まるかもしれませんよ。
私も育休中はイライラしてたくさん夫に当たってしまいました。
しかし、これから先おばあちゃんになっても、この育休期間のことはずっと忘れないでしょう。
こんな自分を支えてくれる夫には感謝でいっぱいです。

以上、わたしたち夫婦の場合の、産後パパ育休について語ってみました。
最後は少し気持ち悪い感じになってしまいましたが、この経験談がどこかのママパパのお役に少しでもたてたら幸いです。

最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。

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