ナチュラルな無垢床は子育て家庭におすすめ!完全塗装なしのわが家の床をありのままにお伝え

◇育児の部屋

とうとう念願の戸建てを最近購入した朝。Family。
実は新築ではなく、中古なのですが、床にはこだわりたい…!
ということで今回一階部分の床を全て人気の無垢床に貼り替えるリフォームを行いました。
これから無垢床にするか迷ってる方などに、実際の使用感をお伝えできればと思います♪

無垢床とは?

丸太から切った木の板をそのまま使った自然な素材の床のことをいいます。
一般的なフローリングは木の板を加工して貼り合わせ、さらに塗装されています。
無垢床は無垢(まじりけのない)という言葉のとおり、切り出した木のままで、木ほんらいのナチュラルな魅力を引き出す床として人気が高いようです。

完全塗装なしの無垢床!

実際の我が家の無垢床です。

無垢床といっても、一部ウレタン塗装などを行っている場合もありますが、我が家の場合は完全塗装なし。
足で踏んでもわかる、まさに木のままの状態です。
塗装した場合、手入れしやすく光沢のある状態にはなるそうですが、床が冷たくなったり質感が変わってしまいます。

木材はどれがいい?杉・檜・パイン

無垢床の木材で主に使われているのは。杉(すぎ)・檜(ひのき)・パインです。
我が家が調べた場合ですが、値段順位はおおよそパイン<杉(すぎ)<檜(ひのき)というところ。
それぞれの良い点を大まかにまとめてみました。
杉(すぎ)  ・・・一番温かく柔らかい木材。
檜(ひのき) ・・・傷つきにくい。撥水性がある。良い香りでリラックス効果がある。
パイン    ・・・一番安価。柔らかい
我が家は最初はお手頃価格のパイン木材を検討していたのですが、色味や木目などのデザインと温かさなどの面がイマイチだったので、杉か檜(ひのき)にすることにしました。
床は暖かいほうがいいので杉にしようかなぁ…と思ったところ、檜の木材のほうが値段が若干安く総合的に機能面も良かったので、檜にすることに決めました。

我が家の檜の無垢床をレポ★

写真も添えて檜の無垢床の魅力を紹介させてください。

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ナチュラルな色味がかわいい♡

何の加工もされていないため、木そのままのデザインが床に広がっています。
木のこぶの色や大きさもその場所によって違い、様々な木の顔が楽しめます。
ちなみに、私はこの床を最初に見た時、「あっ、かわいい。」と思いました。
木のこぶが大きすぎもせず小さすぎもせず、ほどよい丸みと大きさで温かい雰囲気を家全体にもたらしてくれます。

夏は涼しく冬は暖かい。不快な夏の床の湿り気もゼロ⁉


塗装無しの無垢床は除湿機能が高いです。
熱いときは水分を吸収し、寒いときは水分を取り込んでくれます。
実際に家にある床もその時の気温によって、木材の間が広がっていたり縮んでいたりと変化するので、改めて木は生きているんだなぁと感じました。
そのため、常に床はさらっとした質感で、快適な空間に。
夏場に湿度が上がって床がベタベタするときがありますが、真夏の現在、エアコンなしのときでも床はサラサラです。
また、冬は普通の床はひんやりしますが、直接木の熱が伝わり暖かいのです。
夏と冬それぞれの嫌なところをサポートしてくれる床って最高ですよね。
無垢床になってから、本当に裸足で歩くのが心地よくなりました。

こどもにも安心の天然素材

無塗装の場合は化学物質などが全く床についていないため、こどもの身体にも安心です。
ゴロゴロ床に転がったり赤ちゃんが舐めても全く問題なし。
木のぬくもりを感じられるので裸足で1日中のびのびと過ごせます。
ちなみに、杉や松のアレルギーがあったとしても、無垢床の木材は問題なく使えるそうです。

木の良い香りが漂う。消臭効果も♪

檜の香りが疲れた心を癒してくれます。
匂いがでるものをこぼして床を汚して拭いたときも、木の良い香りが漂います。
その後、匂いをかいでも悪臭は全くせず。
木本来に消臭効果があるため、消臭剤などは不要かと思います。
ちなみに、こうした檜の香りにはヒノキチオールという名称があり、抗菌効果もあるようです。
さらに檜の香りにはテルペンという防虫(ダニなど)に効く成分もあり、ダニアレルギーの人などには需要が高いみたいですね。

まんきち
まんきち

いかがだったでしょうか。
無垢床にはこのようにたくさんの魅力があります。
古いお家でも、床だけナチュラルで可愛い無垢床に変えるだけで日常が少し豊かになった気分を味わえます。

無垢床のデメリット

無垢床のデメリット(欠点)といわれているのは唯一これでしょう。
汚れやすい!(汚れが目立ち、跡が残りやすいんです。)
我が家は子どもが3人もいるため、いくら気をつけていても汚されます。
引っ越して2日後にはこんな足跡の汚れ…。

黒い足跡がくっきりとついています。

カレーでもこぼそうものなら、こんな感じで床が変色してしまいます。↓

時間がたつと色が変わり、なかなか消えません。


塗装されている床はさっと拭き取ればOKかもしれませんが無垢床はそうはいきません。
さらに特質なのは、水汚れ。
水をこぼしただけでも気をつけてないと床の色が変わったり跡が残ります。
また、食べ物や色鉛筆などをこぼすとすぐに床に色がつき、なかなか落ちません。
クレヨンやボールペンなど持たせようものなら大変です。
子どもに注意することランキングに圧倒的に「床を汚さないで」という言葉が増えました。
水をこぼしたり食べ物をこぼすときは以前よりもっとダメージを受けるようになりなかなか大変です。
我が家はちょうど2歳半の次男まるくんのトイレトレーニングが完了して、もらす心配がちょうどなくなったタイミングでした。
しかし、次男のぴーのトイトレはどうなるんだろうと今から不安です。
2人育児の経験から、おむつなしで何回かパンツで過ごすトレーニングが一番いいということを実感しているのですが…。
綺麗な無垢床を汚されるのは避けたいけどトイレトレーニングもしたい。
この2つを解決する方法をしかるべき時に模索したいと思います。
以上のように、無垢床と子どもの相性は、「汚れ」という点で非常に悪いかなと思っています。
汚れにストレスがたまってしまうという方は、ある程度お子さんが床を汚さない年齢(年長以上?)になってから無垢床を検討するのも手かもしれません。

うちはある程度汚れてもいいやという諦めも多少あります。

無垢床の汚れはコレで解決!?おすすめアイテム

汚れやすい無垢床ですが、工夫さえすれば綺麗になります。
我が家で実践している対策も含めて紹介します。

軽い汚れは水拭き

無垢床に汚れがついたときはまず水拭き。
水拭きといっても水気をなくすように固く何度も絞った布がおすすめです。
これで汚れをガシガシとこすると大体の汚れは落ちます。
水分が多いと逆に水の跡がついてしまうので、よく絞るということと、水が多かったときは乾拭きの布やキッチンペーパーで仕上げにこすればOKです。

紙やすりで削る

絶対に落ちない汚れの最終手段は紙やすり。
床を削ってしまえば確実に落ちます。
我が家はまだ紙やすりを購入してないため、実践してはいないです。

落ちない汚れはスチームモップで万事解決

落ちない床汚れの対策として我が家が購入したのがスチームモップ。
温かい蒸気で、水拭きなどで落としきれない床の汚れを綺麗に落としてくれます。
ちなみに我が家はSharkの商品を購入しました。


タッチフリー素材で付け替えができて、スチーム量の調整も可能です。

洗濯可能な専用バッドや専用ヘッド付きで、それぞれ2種類あり部屋の角度によって付け替え可能です。

こちらの注水用機にお水を入れて、パッドを装着、電源を入れると1分くらいにはスチームが出てきます。
使用感は、スチームアイロンが掃除機型になった姿をイメージしてもらえるといいかもしれません。
土日に夫が頑張ってこのスチームモップで床を掃除してくれるおかげで、頑固な汚れも大体落ちたり目立たなくなっています。
ちなみに引っ越ししてまだ1か月もたっていませんが、もう床を拭いた箇所は黒くなっていました。
普段の床のお手入れとしても定期的に行っていると、無垢床を綺麗に保てるのではないでしょうか。
また、無垢床のお手入れとして、スチーム用具は基本的に推奨されているものではありません。
我が家の檜の無垢床は、スチームモップを使用し、問題なく使えているのですが、その床によって合うか合わないがあるかと思いますので、ご自分でよく調べてみてくださいね。

床に汚れをつかせない!撥水マットは必需品

無垢床の汚れをいちいち水拭きして取るのも大変。
そんなときにおすすめなアイテムが、事前に夫が購入してくれた防水マット。

キッチンに敷いている様子。

撥水加工もされていて、汚れがサッとふき取れます。
絶対に汚れるキッチン周り、ダイニングテーブル、洗面所はこのシートをひいているため、水がはねたり食べ物を落としても大丈夫。
これがあるおかげである程度日常の平和が保たれています。
水回りの床が無垢床の家庭は必需品ではないでしょうか。
お子さんが大きかったりいない場合はこれを汚れやすい場所に敷いておくだけで十分だと思います。

まんきちのつぶやき。

無垢床は汚れやすく傷つきやすいですが、その傷や汚れもインテリアとしてなじみやすいのが魅力の1つ。
最初は汚れるとショックですが、汚れによる色の変化もまた、歳をとった木の味を醸し出して素敵な雰囲気を損なわないのかなと思います。
これから少しずつ自分とともに変わっていく無垢床が楽しみです。(こどもたちこれ以上汚さないでくれ…頼む!)

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